お祭り1日目 山車・神輿の飾りつけと夜店の準備・
8月10日(水)
山車に提灯が装飾された。カラフルな提灯が付いただけで山車らしくなった。この山車に太鼓を固定する。この固定の仕方がまた大変である。何分昨年まで一人の人に頼っていたので、初めての試行になる。山車の上の太鼓は、山車が動きながら子供によってたたかれる。また夜は盆踊りの太鼓に変身する。従って、山車と太鼓を結び付ける綱に緩みがあってはならない。この緩みを最小限にする綱の結び方が難しい。今日集まった人の中にこの作業の経験者はいない。頼りになるのは写真のみである。
山車に太鼓を固定する
我が町会には小さな子供用の神輿がある。この神輿には思い出が刻まれている。昭和30年代には小学生が交代して担いだものである。大人の神輿の後を追い、大人の真似をし、大きな掛け声を出し、得意気に担いだ記憶が刻まれている。今は子供の数が少なく、小さな町会では数人になってしまった。それでも一応、担げるように担ぎ棒を固定する。この作業も綱の締め方が難しい。
子供用の神輿
この神輿は、昼間は中学生が、夜は大人が担いだ神輿である。古い歴史が刻まれている。今は、老朽化したために、神楽殿でお祭りの様子を見守ってくれている。
古い歴史が刻まれている神輿
薄暗くなると同時に夜店の準備が始まった。夜店を担ってくれるのは女性部の人たちである。人集め、買い出しと何日も前から計画を練ってきた。焼きそば、かき氷、フランクフルト等幾つかの夜店が開かれる。ヨーヨー吊などの簡単なゲームコーナーもある。小さな子供を連れた親御さんが楽しみながら見つめている。
夜店の準備
夜店の準備
夜店を見つめる子供達
撮影:8月6日
記 平成28年8月8日(月)