公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

第24回参議院議員選挙

712日(火)

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 710日(日)、参議院議員選挙が行われた。投票時間は午前7時から午後8時までである。午前6時半には、役所の人、管理者、立会人をはじめ投票事務をするスタッフの人たちが集まり、今日1日の打ち合わせをした。その後、ラジオの時刻案内を聴きながら投票開始の時刻午前7時を待った。ラジオのスイッチを入れると、雑音が鳴り響き、時刻の内容が聴こえてこない。役所の人は慌てた模様だった。しかし、外へ出ると聞えてきた。今日は感度が悪いのだろうか。役所の人は携帯で聞くこともできるといった。校庭を見ると、既に何人かの姿が現れている。
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案内板

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記載台:選挙区

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記載台:比例区

 午前7時の合図と同時に、管理者から「第24参議院議員選挙、投票を開始します」と声が掛けられ、入口の戸が開けられた。第1番目の人だけが入場してくる。
最初に行われるのは、投票箱が空になっていることの確認である。事務主任、管理者、立会人、第1番目の投票者の立会いの下、投票箱が空であることが確認された。投票箱は選挙区と比例代表2種類ある。2種類の箱の確認を終え、施錠された。
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投票箱:選挙区

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投票箱:比例区

 施錠後、スタッフ全員がそれぞれの位置につき、第1番目の人の投票が開始された。入口から2番目の人、3番目の人と続いて入ってきた。慌ただしい出足であったが、暫くすると、スタッフは落ち着きを取り戻し、冷静に事務処理を進めることが出来るようになった。
 30分すると、役所の方から、現在の投票数の連絡が入った「男性45人、女性22人、合計67人」、「低調かな」という声が聞終えてきたが、過去の例を見ると、ほぼ同じ出足であることが分かった。
 投票は、まず受付で投票者の確認が行なわれる。案内状に記載されているバーコードにバーコード認識器を当てると、パソコンの画面に投票者の個人情報が表示される。その確認が済むと、受付済みの印が押され、その用紙と引き換えに選挙区の投票用紙がもらえる。記載台で記入をし、投票を終えると、比例区の受付へまわることになる。そこで、先程と同じ仕組みで投票用紙を貰い、投票する。
 投票が始まって間もなく、投票を終えた人が出口の方に足を向けず、スタッフの机の方へ寄ってきた。何人かが続くので、何が原因なのかと、実際に記載台に目をやり、出口へ足を運んでみた。すると、太陽の光の眩しさで、一瞬目が眩むことが分かった。上の暗幕を引けば目が眩む事がないだろうと思い、暗幕を閉めてもらった。すると、それ以後、間違えてスタッフの方へ寄って来ることはなかった。
 投票者の動きを見ていると、色々な人がいることが分かる。
・せっかちなのだろうか。受付をすますと、一目散に記載台へ行く人がいて、担当者に呼び
 止められる場面があった。
・この会場が初めてなのだろうか、入り口でないところから入ろうとする人がいた。
・赤ん坊を抱き、あやしながら投票する人もいた。小さなお子さんを連れた人の中には、お
 子さんが投票用紙を受け取り、楽しそうに投票している姿もあった。
・愛犬を抱えて投票する姿が始めて見られた。会場を歩かせていなかったので、不自然な光
 景には映らなかった。
・役所の人は、投票者に懇切丁寧に案内をしていた。投票の案内を忘れた人、受付で名簿が
 確認されなかった人については、役所の人が個々に、本部と連絡をとり、事務手続きをし
 ていた。車いすを押し、目の不住な人にはからだを携え一緒に足を運び、耳の不自由な人
 には身振り手振りを交えて対応していた。
・人は、「十人十色」というが、会場風景を眺めていると、実にそのことが分かる。投票を
 終えた多くの人がスタッフに一礼を返してくれる。そこには、目に見えない感謝の気持ち
 が伝わっている。
投票者の推移
 11時から12時までが一番多く、次第に下がって来る現象は、今までの選挙とほとんど変わりがない。天候の様子で変わるかと思ったが、雨が降らない限りあまり変わらないともいえる。18歳以上の若者に選挙権が与えられた選挙だったが、正確には分からないが、会場へ訪れた数は極わずかであったように思えた。
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撮影:710
 
  記  平成28711日(月)