公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

オオシマザクラが満開になる

324日(木)
 
 公園へ行くと、チューリップが1輪赤く色づいていた。この分では12日後には咲くと思われる。チューリップが咲けば、春も半ばに入りかけたと感じる。いよいよ春本番の気配になってきた。サクラの開花も、もう直ぐそこまで来ている。
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 色付いたチューリップ

 ユキヤナギが見頃になっている。枝はたわわに垂れ、葉が見えないくらい花で埋め尽くされている。日光を受け輝いている姿は、「これがユキヤナギだ」と強く印象付けられる。道を通る人の中には振り返える人もいる。
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 オオシマザクラはほぼ満開になった。葉が小さく、数が少ないので、花がよく見える。オオシマザクラソメイヨシノのように花が密でなく、閑散としている。賑やかさがないが、落ち着いた雰囲気を感じさせる。
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満開になったオオシマザクラ

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 ソメイヨシノの花数が少しずつ増えてきた。まだまばらだが、1輪、2輪と花を見つけることが出来る。最初に咲いたのは南東側であったが、花数が増えているのは北東側の日陰の方である。日陰の方が早く咲くのだろうか。オオシマザクラも南側より北側寄りが早く花の数が増え出していた。


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 先日、赤く染まったヤマモモの葯を見た時、そろそろ開きそうな気がした。今見ると、葯が開き始めている。写真を撮ろうと枝を掴むと、細かい粉のようなものが、飛んで行った。「花粉だ」と思った。試しにもう1度枝に触れると、極わずか触れただけで、風に乗り拡がって行った。自然現象の驚異を感じた。
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 ヤマモモの葯

 雄花が花粉を飛ばすようになったので、花粉の受け側の雌花はどうなっているだろうかと見た。先日、芽鱗が堅く閉じていたが、花粉が飛ぶようになったので、恐らく、開き始めていると予測した。見ると、芽鱗に隙間が空いている。隙間が空くことは雌花が顔を出し始めたことになる。雌花の様子を見ようと撮影を試みたが、なかなかうまくいかない。
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 ヤマモモの雌花

 ヤマモモの撮影を終えて、脚立を下りと、下に白いものが見えた。「ボケが咲いたのでは」と思った。近寄ると、花がいくつも咲いている、蕾もたくさんある。ボケの樹は公園に1本しかないが、こんなに花が咲いているとは気が付かなかった。
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 ボケの花と蕾

撮影:322

  記  平成28323()