ソメイヨシノが1輪咲いた

3月21日(月)

　朝起きると、太陽の日が眩しく暖かかった。この分だと、若しかしたらソメイヨシノの開花が見られるかもしれないと思った。

　今日は午前中、近くの小学校でグランドゴルフ大会が予定されている。集合時間が近づいて来たので、家を出た。外は朝方とは、まるきり違ってきた。日が陰り、風が出て寒くなってきた。この分ではグランドゴルフ大会が行われるか心配になった。

　小学校へ行く前に公園へ寄ってみた。公園では昨日オオシマザクラが咲き始め、ソメイヨシノも赤みが見えてきていた。1日経ったらどう変化しただろうかと見ると、オオシマザクラは花の数が加速度的に増え、樹全体に花がついているようになっていた。

　グランドゴルフ大会が終え、お昼近くになった。漸く写真を撮れる時間が来たので、公園へ戻り撮影した。もうオオシマザクラは見ごろになっている。昨日は数えられるぐらいの花数だったが、今はとても数えられない。あっちの枝に、こっちの枝にと、どこの枝にも花が咲いている。新緑の葉、萼に伴われ、その先に咲いている純白の花は本当の春を告げているようだ。清々しさが伝わって来る。

花数を増やしたオオシマザクラ

各枝に花がついている

開花したオオシマザクラ

春を告げるオオシマザクラ

　花の咲きが遅れているソメイヨシノを見た。一通り見たが、開花した花は見当たらない。「やはり、あと1～2日待たなければならないか」と思いながら再度見まわした。毎年、一番先に咲く花は真南の高いところである。そこを見当付けよく見ると、1輪の花が目に入った。本当にたった1輪である。例年咲く位置からそれほど離れていない。ソメイヨシノの開花宣言は明日（3月21日）されるだろう。