公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ユキヤナギが綺麗に咲いた

317日(木)

 今日は公園活動がある。朝、外を見ると太陽が出て明るくなっていた。「ああ、よかった」と思った。ところが、公園へ行くと、日が陰り、風が出てきた。寒さを感じるようになった。
 公園には既に数人が来て、作業の準備に取り掛かっていた。「風が出てきて寒いので、ゴミ拾いと片づけぐらいにしよう」と作業を始めた。公園には、いつものように、ペットボトル、空き缶、煙草の吸殻等が散らかっている。でも、数そのものは少なかった。外回りを片付ける人、草をむしる人、ごみを拾う人等自然に手分けして作業が始まった。1時間余りの作業で公園は随分綺麗になった。

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草が取り除かれた花壇
 
 作業後、公園の草木を観察すると、ホトケノザが顔を出してきた。「漸く咲き出したか」という思いがした。例年もっと早く咲くのだが、今年はなぜか遅い気がする。今日は天気が悪いが、咲き始めた姿は何か新鮮な思いを感じさせてくれる。
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 漸く咲いたホトケノザ

 ユキヤナギの花がたわわになってきた。もう充分雪をまぶした姿に見える。この花は咲き出すと、同時に散り始める。枝からひらひらと落ちるところは、雪が舞う光景を連想させる。
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 ムスカリがよく咲いている。既に、寒い1月下旬にポツリ、ポツリと咲き出したが、今が一番の見頃のようだ。青い色をした小さな花だが、よく見ると壺形をしている。下向きに吊下っている姿は愛らしく見える。
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 スイセンも早くからよく咲いている。近くに寄ると、強い匂いが漂ってくる。この匂いで「近くでスイセンが咲いている」と分かる。間もなくすると、黄色いスイセンが咲いてくる。
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 アジサイが芽吹き出してきた。長いこと待った冬芽が開き、新緑な葉が出始めている。公園の一角にはアジサイが数株植えられている。葉が出る前は広い空間があり、殺風景だったが、これからはこの空間をアジサイの葉が埋めてくれる。葉が増え出すと花壇らしさが出てくる。
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撮影:312

  記  平成28年312()