箱根駅伝 往路
1月3日(日)
選手は陸橋を渡った側の国道を走る。昨年までは、横断歩道があったので、一斉に多くの人が国道を渡ることが出来たが、今年は新設された陸橋を渡らなければならない。遅くなると、通行が遮断されてしまう恐れがある。
いつもより早めに家を出て陸橋を下りると、近くの沿道には既に先着の人が席を取っていた。沿道は建物の影になっているので、どこまでも暗い日陰になっている。「寒いかなぁ」と思ったが、風がないので、それほど寒さを感じさせなかった。
既に、先頭は鶴見中継所を出ているので、もう直ぐここへ来ることが予想される。上空にヘリが見えてきた。大きな音を立てている。ヘリの下を選手が走っていることは間違いない。白バイが1台走って行った。続いてパトカーが通過した。パトカーが「間もなく選手が来ます」と声を流して行った。その直後、中継車らしい大形の車の姿が目の前へ近づいて、パトカーに先導された選手の姿が見えた。鶴見中継所をトップでタスキをつないだ青山学院大である。力強い走りをしている。
明治大、山梨学院大
7校の一団
赤いユニホームの城西大が行く。この頃よく名前を聞くようになった。先頭から大分遅れて本県の神奈川大が来た。大学が地元にあるので、皆さんの関心が高い。毎年応援しているが、このところ低迷している。東海大も遅れている。東京国際大が行く。初めて聞く大学名であり、しかも留学生である。長丁場の2区なので、これから追い上げるのだろうか。
城西大
神奈川大
東京国際大
上武大、大東大
法政大
全ての大学が通り過ぎて行ったが、余韻が残っている。観戦した人が帰り始めた。「こんなにも多くの人が出たのか」と思うくらい多くの人が続いている。陸橋はひと人で一杯である。若い学生の走りを観戦すると、気持ちが若返ってくる。スポーツに打ち込む純粋さが多くの人に歓迎される。明日は復路になる。アクシデントのないことを祈る。
撮影:1月2日
記 平成28年1月2日(土)