公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

公園活動 落ち葉かき

1213日(日)
 
 豪雨と強風をもたらして低気圧が通り過ぎていった。この分では、公園はさぞかし落ち葉などが散乱しているのではと思い、雨が止んだ後、様子を見に行った。
 思った通り、広場の地面という地面は落ち葉と小枝が散乱していた。雨がやみ、日が出てきたが、時たま強風が吹きつけ、落ち葉が飛び、樹から新しい葉が落ちてくる。どこから手を付けたらよいのか、手の付けどころもない有様である。「よく落ちたなぁ」とただ感心した。
 ケヤキイチョウの梢に目をやった。1本のイチョウには1枚の葉も残っていない。残されたイチョウケヤキにも8割がた葉がなくなっている。黄金のイチョウの黄葉、ケヤキの紅葉は見る影もない。一瞬のうちにすべてが終わってしまった。
 12日(土)は公園活動の日になっている。山積した落ち葉を片付けなければならない。落ち葉の散乱状況を見て、皆さん圧倒されている。各自がてみと熊手、ごみ袋をもって散らばった。手元に持ったごみ袋は直ぐに一杯になる。ぎゅうぎゅうに押し込んで隙間をつくり、そこへまた入れていく。一方、全てをごみに出すのはもったいないので、堆肥置き場へ運んだ。1m四方の堆肥置き場なので、直ぐに一杯になった。水を注ぎながら踏みしめていくと、隙間が出来、さらに詰め込むことが出来る。これを何回か繰り返した。
 吃驚するほど散乱していた落ち葉が片付いてきた。まだ落ち葉は隅々に溜まっているが、この辺で一時休憩をとることにした。作業をしていたら暑くなったので、皆一枚上着を脱いでいる。近くから温かいコーヒーを購入してきて、のどを潤した。汗をかいた後なので、皆さんで飲むコーヒーはうまい。
 休憩後、再び作業に入った。先程かき集めたところにもう新しい葉が落ちている。一寸刺激があっただけで葉が落ちるまでになっている。道路の方にも落ち葉が溜まっている。側溝を埋めている落ち葉をかき出すと、直ぐに落ち葉の山が出来る。落ち葉の山をつくる人、それを集める人と自然と手分けされてくる。ごみ袋がまた一袋出来た。
 約2時間の作業だったが、ごみ袋は⒑袋余り一杯になり、堆肥置き場も半分ぐらい埋まった。まだ大分残されているが、今日の作業はこれで終わることにした。落ち葉をかき集めていると、歩く、屈む、持ち上げる・・・と自然とからだを動かすようになる。先日、交流会で、「公園作業は健康づくりにつながる」という話を聞いたが、その通りだと思う。
 
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12月7日

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12月12日

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12月7日

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12月12日

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12月7日

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12月12日

 
撮影:1212


  記  平成271212日(土)