公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

統一選挙が行われた

414日(火)

 昨日統一選挙が行われた。今回は、市会議員、県会議員、知事について投票が行われる。
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投票会場

 朝早く投票会場へ行くと、もうスタッフはみんな来ていた。市の職員の人は遠くからなので大変だったと思った。皆さん眠い思いをしている姿は隠せない。
 投票は7時から始まることになっているが、最初の人は既に外で待機している。選挙開始の宣言がされ、数人の投票者が会場へ入ってきた。最初に行うのは、投票箱が空であることの確認である。市の職員、管理者、立会人、最初の投票者がそろい確認して施錠する。その後、最初の投票者が投票を行う。以後は次々に先に来た人から投票を行っていく。
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投票箱の確認
 
 投票者は受付で、本人の確認が行われる。コンヒュータを使っての本人確認なので、わずか数秒の作業で完了する。驚く文明の力である。以前は受付の人が名前、生年月日、住所等を選挙人名簿と照らし合わし、本人を細かく確認していた。
 投票は各自が立候補者の中から適任者を選び、記名する。この作業は昔から全く変わっていない。多くの人が、事前に適任者を決めてきており、次々と投票を終えていくが、中には投票所に用意された選挙公報を読んで決めている人も見かけられた。
 朝のうちは太陽が出ていて、外は暖かかった。しかし、体育館へ入ると、日が当たらないので、冷えている。ホカロンが用意されたのでほとんどの人が使用した。それでも足元は冷える。そのうち太陽が上がってきて中に日が差し込んできた。この天気だと、投票率が上がるのではないかと話題になった。ところが次第に日が弱くなってきた。差し込んだ日もいつの間にか消えてしまった。外では風が吹き体育館内の気温が下がってきた。
 体育館内の状況が変わってくるので、その度役所の人はテーブルの配置を変え、投票がしやすいように工夫をした。「きめ細かな神経を使っている」と感じた。
 午前中は天気が良かったこともあり、投票率が伸びるのではという動きが感じられた。しかし、午後3時を過ぎると、天気の変化と同時に伸びなくなってきた。投票者の推移を見ると、30%を切るのではと危惧されるようになってきた。
 「投票率が上がらないのはなぜだろうか」こんな話が出てきた。「興味関心がない、適任者がいない、魅力的な人がいない・・・・」と様々出た。投票率を上げるにはどうしたらよいか」こんなことも話された。
 6時を過ぎると、外は暗くなった。入り口と出口に照明灯が設置された。役所の人はここまで気を配っている」ことを多くの人は知らないのではないだろうか。7時を過ぎると、投票者は疎らになった。8時近くになったので、そろそろ終わりかなぁ」と思っていると、数人が駆け着けた。
 8時に終了宣言がされ、スタッフは片付けに入った。記載テーブル、テーブル、椅子、文具と片付け、シートが剥されていく。一方、施錠された投票箱は開票場へ運ばれる。市議選、県議選、知事選の3つの投票箱がタクシーに運び込まれる。集計結果等の書類を持って開票場へ向かった。開票場へ向かう坂道は投票箱を運ぶタクシーが連なっている。1台、1台が上って行く。開票場へ着くと、開票場のスタッフが待ち構えていて、到着と同時に投票箱等は中へ運ばれていく。受付で、書類等の確認がされ、そこで間違いがなければ選挙事務が終了となる。時刻は9時をまわっている。
 朝6時半から、夜の9時までの長い1日が終わった。投票率が約30%、「1日の作業が報われたのか疑問が残るが、意識の持ち方だろう。
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投票会場

 
撮影:412日(日)
 


  記 平成27413日(月)