春の芽生え
3月3日(火)
いろいろな雑草の芽が息を吹き返し、活動を始めてきたことと思われ、センダンの樹の下の地面に緑色の色が付いてきた。一面に広がった緑を写真にとると、確かに芽生えであることが分かる。肉眼では分かりにくいものでも、写真を撮り拡大すると、その姿が浮き上がってくる。
地面に緑色の色が付いてきた
スズメノカタビラが見える。未だ株は小さいが多くのものが花をつけている。今見る細長い葉をつけた小さなものは、みんなスズメノカタビラと思える。イネ科のものがいろいろ現れてき始めると、スズメノカタビラも大きくなり、分からなくなる時もある。いまが一番分かりやすいと思える。
スズメノカタビラ
ハコベが分かる。楕円形の新緑の葉が一際きれいに見える。濃紫色の枝に対生についているところも確認できる。ここでは未だ花の姿が見られない。
灰緑色をした小さな葉をつけたものがたくさん見られる。葉があまりに小さいので、名前を特定しにくい。ミミナグサ、チチコグサモドキなどを考えたが、決め手がない。写真を端から見ていくと、毛深くへら状をした葉が見つかった。チチクサモドキの葉のように思える。
チチクサモドキの葉
キクの葉のようなものは何だろうか。「一見キクかなぁ」と思ったが、どうも違っていそうだ。クルマバザクロソウも1度考えてみたが、やはり違う。もう1度写真をよく見直した。すると、1本の花茎が見え、その先に花らしいものがついている。それを見て、「ああ、ノースポール」と思った。今、花壇にノースポールの芽は盛んに出てきている。「環境が変わると分からないものだなぁ」と思った。
ノースポールの芽
撮影:3月1日
記 平成27年3月2日(火)