公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

エンジュの花びらが絶え間なく落ちている

8月13日(火)
 
  酷暑、酷暑の日が続く。高知では41度。何年か前、日本でも40度の日が来るといわれたが。本当に現実となった。ビルの冷房、電車の冷房、アスファルトの道路・・・・どれをとっても灼熱の世界をつくり出す原因になっている。
 
 公園では、エンジュの花びらが絶え間なく落ちている。今見ている前で、数えられるくらいの速さで落ちている。下を見るとクリーム色の世界が出来ている。コンクリートでなく、土であったら、夏の風情が伝わってくるのに残念だ。このクリーム色の世界はそのまま放って置きたい感情に誘われる。
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クリーム色の世界
 
 トウネズミモチが実を結んでいる。エンジュの花に気をとられ、トウネズミモチの花をよく見ていなかった。今日見ると、花は既に終わり、緑色の果実が出来始めている。花は小さく、高いところにあるので、今年はよく見ることをしなかった。
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トウネズミモチ                          果実
 
 日陰へ移植したキバナコスモスが随分大きくなった。この暑さの日照りで移植元のキバナコスモスはかなりやられ、あまり大きくなっていない。しかし、移植したキバナコスモスはまだ花を咲かせない。本当に花を咲かせてくれるのだろうか心配になる。
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随分大きくなったキバナコスモス 
 
 どう言うわけかハナトラノオの成長が順調でない.毎日水をくれているのだが、首をたれているのが多くなった。どれも枯れていくようである。一部は真っ直ぐ伸び、蕾みをつけてきたが、多くは生き続けるのが精一杯のようだ。
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成長が順調でないハナトラノオ
 
 からからに乾いた土でもコスズメガヤは花を咲かせている.。昨年はもっと背丈が高かったと思うが、今年は20cmに満たないで穂をつけている。小さいと、ニワホコリとの区別が難しくなる.
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 コスズメガヤに混ざり、オヒシバが咲き出している。細長い葉を出し始めたとき、「これは何かなぁ」と思った。一旦カヤツリグサかと思えたが、色艶からカヤツリグサでないことは分かった。「では何か」と思っていたが、穂を見てオヒシバと確認できた。改めて葉を見直すと、なるほどオヒシバと言うことが分かる。
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オヒシバ
 
 
  記  平成25年8月13日(火)