宍道湖での夕日
6月22日(土)
蒸し暑い一日であった。夕方になり、少しは涼しくなるかと思われたが、依然として変わることがない。宍道湖を訪れた観光客の多くは夕日が見える場所へ移動を開始している。暑いので、なんとなくつられ付き合うことになった。橋を渡り、向こう側へ行かないと夕日を見ることができない。結構な距離がありそうに思ったが、歩くと、それほど気にもならなかった。浜辺に近づくと、ウサギたちが歓迎していた。いや、勝手にそう思ったのである。ここの浜辺には何羽かのウサギが一列に隊列している。一羽一羽の表情もみんな違っている。「因幡の白兎」を思い出す。「・・・がまの穂綿に包まれば兎はもとの白兎・・・」こんな歌があった。
因幡の白兎?
雲が出てきて、太陽は雲の中に隠れた。夕日が見られなくなるのではと気になった。しかし、雲と陸地のごく狭い間はまだ雲がかかっていなかったので、希望が持てた。6時53分太陽が顔を出す気配が感じられた。周りの人もみんな夕日を注目している。
18:52 18:55
19:01 19:06
赤く燃えたぎる太陽、眩しくて見続けることはできない。 ガラスに反射する太陽も眩しい。 鮮明に輝く姿には生命感がある。
雲間に消えていった太陽
記 平成25年6月22日(土)