公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

京都紅葉見学2

  121日(土)                                               撮影1127日(火)
 
  道路の突き当たりに鮮明な赤と黄色、緑の鮮やかな紅葉景色が見える。今までの紅葉は最盛期を過ぎ、衰えを感じていたが。いま目にする紅葉は生き生きしている。ぜひ見たいものだと近づくと、事前の入園許可が必要であるとある。何でこんな制度を設けているのかとやや腹ただしい思いがした。紅葉はきれいだったが写真だけにとどめておきたい。
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 鮮やかな紅葉景色
 
 天気は少し明るくなったと思ったら、またぐずついてきた。傘をロッカーに置いてきたのが悔やまれた。京都駅を出たとき寒いが、雨にはならないだろうと思ったが、考えが甘かった。曼殊院門跡の庭園の向こう側に見える紅葉が輝いていた。真紅の赤と黄色が混ざると非常にきれいに映る。
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曼殊院門跡 庭園
 
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曼殊院門跡 庭園
 
 3時過ぎ円光寺に着いた。天気があまりよくないので、薄暗さを感じる。ここも紅葉は落葉し厚い絨毯と変わっていた。黄色いモミジがモウソウチクを背景として黄葉を残していた。
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円光寺 竹林と紅葉
 
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円光寺 紅葉と厚い絨毯 
 
 薄暗い門をくぐるときれいな庭園が展開していた。詩仙堂、ここでは天井に描かれた古い絵を見ようと考えていたが、見つからなかった。記憶違いなのだろうか。薄日の中に見る紅葉だが、なかなか鮮明な色が残されていた。変わったかやぶきの屋根の形が印象に残された。
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詩仙堂 庭園
 
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詩仙堂 庭園
 
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詩仙堂 茅葺屋根
 
 道路の左側に真っ赤な紅葉が目に入った。何というところか、門へ近づいてみると「北山別院」とあった。門の外だが、本当に鮮やかだった。北山別院を脇に見て金福寺へと進んだ。ここにはサザンカの大きな木があり、やはり花をたくさんつけていた。モミジとサザンカが並んでいる光景も変わった趣を感じさせる。ここの庭園からちょっと山に入ったところに芭蕉庵という案内板があったので、どんなところかと寄ってみた。そこは古ぼけた小さな茶室だった。離れにあると静けさを感じ、物思いにふけたくなる気分になる。
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北山別院
 
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金福寺 モミジとサザンカ
 
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金福寺 芭蕉 
 
 
  記  平成24121日(土)