公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

公園活動と紅葉

1110日(土)
              
  秋晴れのさわやかな日で、今日は町内の公園活動の日になっている。皆さんより一足先に公園へ行ってみると、枯れ葉がたくさん落ちていた。ケヤキの梢は紅葉をはじめ、イチョウも薄らと黄色みを帯びてきた。秋が深まっている。この光景を見ると。秋の雰囲気が高まってくる。山里にある紅葉ではないが、ここでも都会の紅葉を十分味わえる。
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公園の紅葉
 
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公園の紅葉

 風に吹き寄せられた葉が公園の端にたまっている。今年一番のたまり方だ。みんなで清掃をするのを待っていたようなたまり方をしている。熊手を使い大型のちり取りで集め、それを植え込みの中へ押し込める。1回集めては、押し込めに行く。何度かかるか見当がつかない。大きな網袋でもあればと思いつくが、用意されていない。そこで何か工夫をしなければと、倉庫の中を探すと、ござがあったのでそれを利用することにした。これを利用すると、たびたび植え込みへ行かなくてすむ。まとめて持っていけば作業も能率が上がる。花壇の縁石付近にかたまっていた落ち葉が整理された。地肌が見えてくると、やりがいを感じてくる。
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吹き寄せられた落ち葉
 
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吹き寄せられた落ち葉
 
 公園の中は一面に落ち葉が散布されている。熊手で少しずつ集め、枯れ葉の山を数箇所つくってから大型のちり取りで回収していく。一通りきれいになったかと思うと、風が吹いてきた。何と、きれいにしたばかりのところがもとに変えっている。周りから風にのって、新しい枯れ葉が新たにそこを独占した。呆然となされるに任せた。今日はこのように風のいたずらが何度もある。自然の戯れが繰り返される。面倒と思えばそれまでだが、落ち葉がきの風情はこのようなものである。
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公園中央の落ち葉
 
 すっかりきれいになったとはいえないが、落ち葉との戦いは果てがないので、今日はこの辺でやめることにした。ベンチや椅子に腰掛け、ジュースを飲みながらみんなで歓談した。作業中あった風が急にやみ、ベンチ付近は暖かな日差しに包まれた。世間話も弾んだ。ここの紅葉の写真を披露すると「えっ、ここの公園」と吃驚するほどの絵になっていた。よく見つめると、ここの公園も価値のある公園になってくる。
 
  記  平成24年11月10日(土)