ウォーキング「菊花展」
11月7日(水)
センター南駅へ着くと、駅前にはいくつものテントが張られ、多くの人で賑わっていた。主任指導委員連絡会などの表示を見ると、区民祭りが行われているようだ。出店も出ており、香りが漂ってきた。
区民祭り
今日のウォーキングの目的の1つは、ここで開催されている菊花展にある。広場を抜けて、センター南駅の構内に入っても人の波は絶えることなく、多くの人が出ていた。一昔前は、人が住めそうもなかった陸の孤島がこんな賑わいを呈するようになるとは、誰が予想したであろうか。地下鉄を通し、マンション、一戸建ての住居をつくったことがこのように多くの人を集めた源であることは間違いない。
5重の塔を模した菊
先へ進むと大きな、懸崖仕立ての菊があった。左に白色、右に赤色と、無数の花をつけ、斜めに流れるようになっていた。水の流れ、滝の流れ、崖の花・・・といろいろ連想が出来る。
懸崖仕立ての菊
更に奥へ進むと、1本仕立て、3本仕立てと大輪の菊が展示されていた。人の目の高まで真っすぐ茎が伸び、その先に1個ずつ花を咲かせている姿は奇妙に思える程垂直で、「よく曲がらないなぁ」と思った。
大輪の菊
1輪仕立ての菊は大きくて見事であった。1輪仕立ての菊はよく見かけるが、これほど大きな1輪仕立ての菊を見かける機会はない。触れれば、計測したいぐらいであった。
1輪仕立ての菊
左側を見ると、先程の大輪とは反対の小菊がマツの盆栽を思わせるほど見事に咲いていた。岩と組み合わせた菊の姿は、草本とは思えない出来栄えで、その見事さには吃驚させられた。正に箱庭である。
小菊の盆栽
見学風景
菊の花
撮影:11月3日
記 平成30年11月5日(月)