公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ベニシダレ、チューリップが咲いてくる

412日(水)
 ソメイヨシノオオシマザクラについて、冬芽から開花、そして満開までと追いかけてきた。そのため、他の花について疎かになった。
 9日、公園へ行くと、シダレザクラが咲き出していた。枝に張り付いていた冬芽が大きくなると、枝から離れだしてきた。気が付くと、雄しべの葯のようなものが冬芽から伸びていた。「シダレザクラは雄しべから出てくるのか」と不思議に思った。他の公園のシダレザクラについても見たところ、同じように冬芽から雄しべの葯のようなものが出てきていた。ソメイヨシノオオシマザクラには見られなかったことであるので、「不思議だなぁ」と思った。もすぐ開花すると思い見ていると9日に咲き始めた。見ると、花弁に赤みがある。このシダレザクラはベニシダレでないだろうかと思った。先日、他の公園でベニシダレが咲き出しているのを見ている。
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ベニシダレ?

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ベニシダレ?

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ベニシダレ?
 花を咲かせるか、心配した花壇のチューリップも日増しに花数が増えてきた。中央花壇は沢山のチューリップが咲いている。最初赤色だけだったが、黄色、白色も咲いている。球根段階では3色を同じように振り分けて植えたのだが、花が咲いてみると、赤色が圧倒的に多い。若しかしたら、球根段階で入れ替わっていたのかも知らない。
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 中央花壇のチューリップ

 道路側のチューリプも咲き出した。ここは肥料が施されていないので、一番心配していた。花数が少ないが、蕾があるので、未だ咲いてくることと思う。
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 道路側のチューリプ

 肥料が効いていて、一番期待していた花壇のチューリップの咲が一番悪い。何が悪かったのか原因が分からない。それでも、蕾があるので、そのうち咲いてくると思う。全部のチューリップ一度に咲けば、この公園が見違えるぐらい明るくなるのだが、自然相手はうまくいかないものである。
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未だ蕾のチューリップ

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条件のいい花壇のチューリップ
 
 シダレハナモモがモモの花らしくなってきた。モモの花は八重で、かたまって咲くので、見栄えがいい。肥料もやらず、ほとんど放置したままなので、花のつきが心配だった。
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 シダレハナモモ

 ハナズオウを見ると、赤い蕾が明確になって来た。ここまで来ると、開花はもう直ぐと思える。松ぼっくりのような狭いすき間から、「よくこれだけのものが出て来たなぁ」と吃驚する。でもよく見ると、全ての隙間から出ているわけでなく、蕾が出ていない隙間もあるようだ。
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影:4月10日

  記  平成29年4月10日(金)