ソメイヨシンは満開へ向かったが、オオシマザクラは葉ザクラになった

4月11日（火）

　ソメイヨシノが満開になるという時期に来て、不順な天気が続いている。4月6日、お昼過ぎに公園へ行ってみると、ソメイヨシノはほぼ満開に近かった。ソメイヨシノは花数があるので、薄日が差して、豪華で、煌びやかに見える。暫くの間、咲き誇ったソメイヨシノに見とれていた。風が吹いている。漸く気が付いた。花を見ているときは、風の強さが眼中に入ってこなかったが、気が付くと、かなり強い風である。ソメイヨシノの下に植えたナノハナが傾いている。何日も吹き続ける強い風で、倒されてきたことが分かった。ナノハナの根元を見ると、片側の根が見え始めている株が幾つも見つかった。ソメイヨシノが見頃を迎えたというのに、ソメイヨシノを引き立たせるために植えたナノハナがこの状態では見苦しい。そのため、株の根元に土寄せをし、補強をした。1株ずつ土寄せをしていくと、次から次の株に土寄せが必要に感じてきた。結局、全ての株に土寄せをすることになった。土寄せを終える頃になると、風が止み、日が出て来た。この分だと、これからソメイヨシノの開花が進むと思われる。作業を終え、再びソメイヨシノに見入っていると、高校生を連れた親御さんがやってきて、記念写真を撮り始めた。端の方で撮影していたので、「日のよく当たっている正面で撮影したら」と声をかけると、場所を移し、記念写真を撮って帰った。

　ソメイヨシノは満開へ向かってきたが、先に開花を迎えたオオシマザクラは、もう葉の方が多くなり、花は目立たたなくなってしまった。また、雨や先程の強風などでかなり散ってしまった。オオシマザクラの最盛期は終わったようだ。