公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

レンギョウが咲く

45日(木)
 
 公民館の裏のレンギョウに黄色い花がついてきた。何時見ても、「堅い冬芽の姿で動きが見られないなぁ」と思っていたが、不思議なもので、時が来れば花をつけるものである。この花が満開になった時は、黄色の絨毯をかけたような見事な光景に変わる。今は、ユキヤナギが見頃を迎えているが、近く、このレンギョウがその位置に入るようだ。
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 公園に八重桜のカンザンがある。カンザンはソメイヨシノより開花が遅い。この公園にはソメイヨシノがないので、公園のサクラと言えばカンザンになる。開花すると、樹全体がピンクの花で覆われるので、見応えがある。冬芽の動きを見ると、芽鱗の先が開きかけてきた。黄緑色に赤褐色が混ざっている。冬芽の11つをよく見ていくと、薄らとピンク色が見える。そろそろ蕾が外へ出てきそうだ。
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カンザン

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カンザンの冬芽
 
 カンザンの冬芽に動きが見られたので、ギョイコウはどうだろうか知りたくなった。此方は冬芽が高いので見づらい。望遠写真を撮ってみると、やはり、冬芽の先が開き、中から蕾が出始めてきた。蕾は下の方は緑色をし、先端は赤みがかっている。
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 ギョイコウの冬芽

 サルスベリの冬芽を見たが、まだ小さく、ほとんど変化がない。花は夏に咲くのだから、いましばらく待たなければ動きがないのかもしれない。
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 サルスベリの冬芽

 最後に、ハナカイドウを見た。先日見た時は、冬芽から蕾が出ていたので、直に咲くのではと思っていた。見ると赤紫色の花が咲き出していた。この濃い赤紫色には目が惹き寄せられる。未だ全開していないけれど、明日にはいくつかの花が全開するようだ。
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 ハナカイドウ

撮影:330
 
  記  平成2941日(土)