公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

第2回 神奈川区ウォークラリー

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  530()、第2神奈川区ウォークラリーが行われた。930分になると受付が始まり、会場に集まった人たちは受付を済ました。開会式後、班ごとに反町公園本覚寺→幸ヶ谷公園→神奈川地区センター→浦島寺→反町公園と歩むことになる。
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参加者を迎えるかめ太郎君
 
 風がなく晴天である。真夏の日になり、朝から気温が上がり出した。集合場所の反町公園に集まった人は強い日差しを避け、日陰にこもった。主催者のスポーツ推進員さん、青少年指導委員さんは早くから集まり、テントを張り、受付の準備日でおおあわであったようだ。
 10時になると開会式が行われた。実行委員長、区長さんの挨拶のあと、スポーツ指導員さんの指導の下、準備運動が行われた。小さなお子さんから高齢者まで様々な人が集まっているので、簡単で誰にもでき、それでいて要所々の筋肉を解す種目が演じられた。
 準備運動の後、班別に出発した。第二国道へ出ると、横浜駅方面には高層ビルが目に付く。まだ遠方の景色が見られるが、これ以上高層ビルが増えると、人が住む町というより高層ビルが住む町になってしまう。
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 増えてきた高層ビル

 高台にある本覚寺へ入った。ここはアメリカ領事館が置かれた場所である。中々名の知れたお寺である。ここの境内にギョイコのサクラの樹があった。このサクラは緑色の花を咲かせる。
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本覚寺へ向かう一行

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本覚寺境内
 
 青木橋を渡り、旧東海道を下って行った。左手を入って進むと幸ヶ谷公園になる。ここはサクラの樹をはじめ沢山の樹木があるので日陰になっている。暑い中を歩いて来た皆さんは腰を下ろし、休憩をとった。暑いので、水分が欲しくなる。
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 幸ヶ谷公園

 木陰を出ると、再び暑さが厳しくなってきた。神奈川の大井戸がある。「この井戸は旧東海道中の名井戸に数えられた」との説明が書かれていた。皆さんここの井戸を除いたりした。
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 神奈川の大井戸

 滝野川沿いを進む。この川は歴史上に名前の出てくる川だが、いまはその名残もない。また、この川上は神奈川区を横切るように流れていたが、いまは、JRのガード下から先は地下へ入ってしまって見ることも出来ない。「クラゲがいる」こんな声が聞えた。ここから数百mの川下で川は海に出る。
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滝野川沿いを進む一行

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クラゲ
 
 滝野川公園に着いた。公園の中央に大きなケヤキの樹が2本あり、居心地の良い日陰が出来ている。一疲れした一行の多くは、腰を下ろした。この公園には、近くの公園等に見られないヒマラヤスギやムクノキがある。
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大きなケヤキの樹の下で涼む一行
 
 旧東海度を模した松並木の街道へ出た。この先は地区センターへつづいている。一行は自然と日陰を選んで歩んでいる。
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 旧東海度を模した松並木

 地区センターに着いた。滝野川を挟んで、神奈川本陣と青木本陣があったという。神奈川本陣にあった高札所を再現したものが地区センター前にある。一行の多くは、高札所に書かれている文面を読んでいた。
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高札を読む人

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高札
 
 京急のガードをくぐり浦島寺へ向かった。昔、浦島寺にはフランス領事館が置かれたという。また、浦島太郎の伝説を伝える観福寺(浦島寺)を合寺したことから浦島太郎の伝説が残されているともいわれている。
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浦島寺の入り口

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 浦島寺の境内

 最後の訪問地浦島寺を出ると、あとはゴールの反町公園を目指すだけになる。かれこれ1時間近く歩いたことになる。暑い中でこれだけの行動をすると、足腰に不安定さが感じてきた。早く到着した班は、参加賞を貰い、主催者が用意してくれたトン汁の味を味わっていた。後から続々と後続の班が到着してきた。
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到着した一行を迎える役員さん

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ドン汁を賞味する一行

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片づけを終え戻って来る役員さん

 暑い中、皆さんで自分たちの住んでいる街を一巡して楽しい汗をかいた。いろいろな年齢層の人が湧きい合い合いで楽しめたのは何よりもであった。スポーツ推進員さん、青少年指導委員さんは一緒に歩く人、要所々で案内する人等に分担されていた。暑い中有難うございました。

撮影:530

  記  平成28530()