公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

お祭りの準備

83日(水)
 
 730日(土)、朝9時からお祭りの準備が行われた。主な仕事は縁の下からテント、机、椅子、提灯などの用具を出し、提灯を設置することである。足場が悪いので毎年この作業に苦労している。
 雨戸が外された。戸袋の底が、老朽化し落ちてしまっているので、雨戸が収納できなくなっている。Zさんがこの戸袋を修理してくれることになっている。
 最初に、縁の下の足場をつくるため、椅子が運び出された。1つの椅子が普通のものより大きく、重いので運び出すのが容易ではない。一人が縁の下へ入り、外へ出す、外にいる人がそれを受け取り、引き出す。次の人がそれを運んでいく。分業の作業である。椅子が出たところで、テントの鉄骨と天幕を出すことになる。今年は新しいテントを購入したので、処分してもらうテントを決めておかなければならない。テントの部品を出してみると、3張りあった。2張りは昨年まで使っていたので分かっていたが、後の1張りは使った記憶がなかった。大分古いようである。処分してもらうテントの部品を確認した。骨組みの鉄骨は分かったが、天幕がどれなのか直ぐには分からなかった。本来ならば組み立ててみればいいのだが、そこまでの作業は出来なかった。
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使用するテント

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処分するテント

 テントの仕分け後、提灯の部品を出した。プラスチックの箱が何箱も運び出された。蓋には一応何が入っているか明記されているが、中身と一致していない箱がある。全ての箱を境内に並べ、1箱ずつ中身を点検した。
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イメージ 4提灯の部品
 
 提灯の設置作業に入る前に、昨年までの資料を参考に手順を考えた。今までの様にしたいが人手を考えると、難しいのではと判断し、「まず、境内の周りだけを飾ることにしよう」と皆さんの考えが纏まった。
 
 1本目のコードが延ばされ、長さを調べた。大丈夫そうなので、20wの電球をつけ、不良な電球がないか調べてから11つ提灯をつけた。これからが難作業になる。提灯がつけられたコードを境内の樹に取り付ける作業である。今日は、電気関係の仕事をしている人が来てくれた。梯子に上ってくれるというので大助かりになった。身を保身する用具を持って梯子を上って行った。足場が不安定ながら、手際よく作業を進めてくれた。1か所が固定され、次の場所へ移った。一人が梯子を上り、数人で梯子を支え、残りの人は提灯のコードを支えた。チームプレーの作業である。1本のコードが張られ、盆踊りの会場の雰囲気が出てきた。
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電球と提灯をつける作業

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 樹へ取りつける作業

 一方、戸袋直しの作業はZさんが引き受けてくれた。暗いところで、下から板を止めるので、難しい作業である。横張の板の下に底板をはめ込む溝があるが、溝が浅く、見にくい。ここに底板をどのようにはめ込み、固定するかが考えどころになる。Zさんは手慣れているので、上手く工夫してくれた。
 暑いので、一寸動いただけでも汗が滲んでくる。女性部の人が用意してくれた麦茶を飲んで喉を潤した。
 再び作業が開始された。2本目のコードが選定された。このコードは長い。一通り伸ばすと丁度好いようだと分かり、電球、提灯をつけ1本目と同じ作業に入った。大きなクスノキの幹の間にコードを通さなければならない。一瞬難しいと思えたが、皆さんの協力で作業が進んだ。2点が固定され、3点目に入った。3点目は樹の予定だったが、夜店を考えると、垣根に支柱を立てそこに固定出来ないだろうかとアイディアが出された。境内を見回すと、使用することのないテントの鉄骨が目に入った。持ってきて垣根に差し込むと垣根の鉄骨の穴にぴたりと収まった。考えて見るものである。全ての提灯が上手く設置された。例年よりこじんまりした提灯の設置だが、見栄えはそれほど見劣りしていない。
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鉄骨の支柱

 作業が一段落したところに、お昼が届いた。「ご苦労様」と声を掛け合い、互いに労をねぎらった。一杯の盛りそばだが、皆さんと一緒に食べると美味しい。
 昼食後は、放送設備の確認をした。新規に購入したアンプ、CDカセットとスピーカーの相性具合をチェックした。最少は雑音が入っていたが、調整していくと、雑音が大分少なくなった。これも皆さんの協力のたまものである。
 前日までは、どの程度作業が進むか不安だったが、皆さんの協力で、何とか予定したことは成し遂げることが出来た。未だやり残したことはいろいろあるが、それらは当日時間を見てする計画になっている。
 
撮影:730

  記  平成28730日(土)